ワキガは遺伝によって受け継がれる体質です。

ワキガは子供でもなる場合があります。

ワキガになる年齢は個人差があり、早いお子さんで小学2年生の頃から発症してだいたい20歳前後までにはワキガ体質かどうか分かります。

自分がワキガ体質で悩んだ経験がある人は、子供がワキガになるかもしれないと心配されるかもしれません。

両親がともにワキガ体質の場合約80%の確率で、両親のどちらかがワキガ体質の場合約50%の確率で子供にも遺伝します。

また、隔世遺伝することもあるしまったく遺伝しない場合もあります。

多くの場合、思春期の頃にワキガの原因になるアポクリン腺が大きく発達し強いニオイが出るようになります。

なるかならないかは時が来ないとわかりません。

なったらどうしようと悩まずになったときに最善の解決策を考えることが大切です。

ワキガは体質であり病気ではない

ワキガは体質であって病気ではありません。

もうご存知かとは思いますがワキガになった場合、手術をしてアポクリン腺を取り除かない限りワキガ体質でなくなることはありません。

しかし、手術は100%安全なわけではなく、手術をしても治らない、術後にもっとひどい臭いが出るようになった、傷がかなり残ってツライなど、手術しなければよかったという人も少数ですがみえるのも事実です。

お子さんがワキガになった場合は、まずは食生活の見直しやワキガ対策できるデオドラントを使用するなど、手術以外の方法を検討することをおすすめします。

ワキガ対策のデオドラントはスプレーや液体タイプではなく、クリームタイプが1番効果的です。

ワキガクリームは、正しく使用すればワキガの原因菌を殺菌して汗が出るのを抑えることができるので、毎日お風呂に入るのと同じように、毎日ケアをすることで対処できます。

それでも対処しきれない重度のワキガの場合は、手術を検討することになるかもしれません。

お子さんが手術を受ける場合は大人よりも注意が必要です。

小学生のお子さんでも手術を受けられるクリニックはあります。

ただ、アポクリン腺が未発達だと成長しきってなかったアポクリン腺のせいで、術後に再びワキガになってしまうことがあります。

ですから、多くのクリニックはアポクリン腺が発達したと考えられる高校生頃の手術をすすめています。

目安は親と同じくらい脇毛が生えてきた頃です。

ただ、ワキガの悩みは人それぞれですから、まずは信頼と実績があるクリニックで問診を受けて慎重に検討されることをおすすめします。

ワキガ手術には保険適用で受けられる手術・保険適用外になる手術があります。

保険適用で受けられる手術は、おもに皮膚を切開してアポクリン腺をハサミ切っていく手術で費用は5万円~程度です。

こちらは傷が残ります。

保険適用外の手術は傷が残りにくい手術・傷が残らない治療となり30万円~程度になります。

詳しくはクリニックで説明されると思うので、問診は慎重に受けることをおすすめします。

問診が適当なクリニックでの手術は避けたほうがいいでしょう。

手術結果は執刀医の先生の経験と腕が大きく影響してきます。

アポクリン腺が取り切れていない、手術の仕方が悪い、いい加減な手術をされた・・・なんてことになると、術後にワキガが再発したり脇の皮膚が固くなって腕が動かしにくくなったり皮膚の細胞が壊死して跡が残ったり・・・といったトラブルになる恐れがあります。

早くワキガを治してくれればそれでいいと思わず、一生に一回の手術にするために親子で真剣に向き合うことが大切です。

テレビ出演も多くされている体臭・多汗研究所所長・五味クリニック院長の五味常明先生の書かれた著書や、五味クリニックのホームページ・医学博士の広瀬伸次先生の著書などが参考なると思います。

五味先生は、ワキガなどの体臭に悩み過ぎてうつ病になったり対人恐怖症になったりと精神疾患になってしまう人が多いこの悩みを、外科と精神科の両方からケアする治療を行っておられます。

解決策は必ずある、と信じて明るい未来を描いてください。